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Channel: 資本主義の腐海のたび日記:シンガポールのとある日本人ヘッジファンド運用者のつぶやき
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アナリストJobの変遷その4:バリュエーション至上主義から中小型株ブーム、アクティビストブーム等によるヘッジファンドの台頭へ。

さて、今までの所で、DCFによる企業価値評価の問題点を肴にしながら、大量にバイサイドアナリストを抱えた大手ロングオンリーがどのようにして退潮して行き得るのかについて雑多に書いていったように思う。これで次の議論を進める準備が整ったので、次は題名の通り。バリュエーション至上主義から、中小型株ブーム、アクティビストブーム、またこれらの運用戦略を行う器となったヘッジファンドの台頭と言ったトピックである。90...

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シンガポール体験メモ:昭南神社の70年前と今。

(1942年の昭南神社の鳥居。出所:シンガポール都市論 勉誠出版)(1943年の昭南神社の建物。出所:シンガポール都市論...

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アナリストJobの変遷その5:アクティビストファンド台頭時の末端アナリストの思い出など徒然に。

さて、前回で、中小型株ブーム、アクティビストブームの到来についての時代背景や一般的情報を幾らか書いたように思う。今回は、そう言った状況下でのアナリストJobがどう言ったものだったのか、筆者の経験等も交えながら、差し支えない範囲でぼちぼち呟いてみたいと思う。○アクティビストファンドの下っ端の仕事内容など。筆者は短期間であるが、いわゆるアクティビスト的な投資戦略のもとでリサーチの仕事をしていた事がある。...

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○2ch世代の葛藤と、Twitter・FB世代における所得格差ならぬ『思考・想念格差』について

本日は、普段の無名アナリストの中年の新橋ガード下語りからは離れて、題名のお話について。(でも基本的に新橋ガード下うだうだ飲みレベルの雑談である事は添えておく。)筆者も、ブログを使い始めて1年以上が経ち、TwitterやFBも活用して試行錯誤して何ヶ月かが経過した。今日はその中で氣付いた事について書こうと思う。断っておくと筆者はWebやITの専門家でも何でもない。そのため、素人1ユーザとしての雑感・ヨ...

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○ヱヴァンゲリヲン新劇場版が、なぜリメイク作品であるにも関わらず非常に人気があるのかについての簡単な考察と、それの金融プロフェッショナルへの含意について。

(出所:スタジオカラー)...

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○ロハス金融道・正テキスト紹介:「ザ・マネーゲーム」から脱出する法

「ザ・マネーゲーム」から脱出する法...

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○ロハス金融道的「ぷー」のあり方入門:職場を解雇されてぷーになった。その時どうする?

久しぶりのブログだが、題名の件について。以前はリストラ時のパッケージ額は大きく、転職の案件も多く、無職期間も短い事が通例だったものの昨今だとパッケージは切なくも小さく、案件も少なく、転職活動も長期化しがちである。リストラ等も多くなった昨今、たくましく無職期間を過ごす重要性は以前より増しているかも知れない、もしかしたら昨今ニーズのある話題なのかも知れないと言う事で、今回は「ぷーになった、その時どうする...

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アナリストJobの変遷その6:アクティビストファンドの退潮。

今回は久しぶりに題名の件の続きである。アナリストJobの変遷と題して、筆者の個人的な経験を交えながら、主にバイサイドから見たアナリスト職の変遷について書いていた。「DCFマニアック教」の隆盛と衰退、次にアクティビストも含めた広義での中小型株ブームの流れ、アクティビスト初期の仕事内容、と言った流れで説明をして、次にアクティビストがなぜ日本では機能出来きれないまま退潮を迎えることになったのかについて書こ...

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○主に純ドメ大学生向けの「道具としての」英語学習法

今回は題名の件。先般筆者の元に、大学生と思われる学生さんから英語の学習法についての質問が来た。筆者は元々純粋ドメスティックの非帰国子女であり、TOEICも10年以上前に受けた時の890点のスコアがあるだけで、特段英語にエッジがある訳ではない。筆者が英語についての事柄を書くと、ちょっと英語の専門家のかたからするとアレな内容になってしまうだろうなあと言う事もあった。そのためこの手の内容については余り詳細...

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○ヘッジファンドキャリア転職編:コンサルからヘッジファンドへの転職は可能か?

さて、今回は題名の件。とあるかたから、コンサルタントからバイサイドキャリアへのキャリアチェンジ、端的にはヘッジファンドへの転職も含めて考えているのだがそういった事は可能か、といった質問があった。大変丁寧に質問頂いて居た事もあるし、これについては思う所もちょうどあった。こういった事もあり、今回はその時の回答をもとに「コンサル→ヘッジファンドへの転職は可能か否か」と言ったトピックについて筆者の思うところ...

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○ヘッジファンドの中年以降のキャリアステップ その1:そんなものあるのだろうか?とは思いつつも書いてみるのまき。

さて、本日は題名の件である。...

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○ヘッジファンドの中年以降のキャリアステップ その2:多くの人が起業に憧れるが…ヘッジファンド起業の現実について。

さて、前回からの続きで、「ヘッジファンドキャリア、中年になるとどうなる?xx年後の"あの人は今"」である。今回は、前回の理想形から踏み込んで、より現実的な姿と言うか、頻繁に見られる姿と言う事で、「ヘッジファンドの起業・独立の実際のところ」を挙げてみたい。ありうる中年以降...

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○ヘッジファンドの中年以降のキャリアステップ その3:ヘッジファンド業界の一般市民がシニアになってから(あくまで現在の所は)選びうる"あの人は今?"色々。

さて、今までで、1.一般のかたが夢描く「成功者としてのゴール」。2.多くの方が夢描く「独立・一国一城の主」の実際。…と言った点について紹介を試みてみた。今回は、更に一般的とでも言おうか、特段ドラマチックに大成功する訳でもなく、ドラマチックに起業して悪戦苦闘する訳でもなく、無名の一般市民が特段大成功する訳でもなく大失敗する訳でもなく中年を迎えた場合にどうなるのかと言う所について考えてみたいと思う(大多...

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○筆者の当面の目標

最近ブログもTwitterも多少面倒になって来ており、ブログの方は特に久しぶりの更新となる。特段何があったと言う事ではないが、筆者もいい年であるし、キャリアアップだ履歴書磨きだといった若々しい事柄に熱中して頑張るような歳でもなくなって来た。かと言って、トレードとはヨガのプロセスで社会貢献が云々言うクレド・ビジョンの類いもそうは思うけれどもちょっと抽象的で、もうちょっと具体的にどこで付加価値を出すから...

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○シンガポールでキャリアを積む事の善し悪し、馴染めるか・馴染めないかに等ついての幾つかのポイント。

さて突然だが、筆者のシンガポール生活も早いものでもうすぐ2年が経つ。そんな折りに、最近「シンガポールで就職・転職するべきか、日本で働くべきかで迷っている」と言った相談を頂く運びとなった。ほんの少し前まで筆者自身が右も左も分からずシンガポールに越してきたというのに、時の経つのは速いものだ。そこで、今回は「シンガポールの善し悪し」「シンガポールに馴染めるか・馴染めないかを分ける事になるいくつかのポイント...

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○「良い時期に良い場所に居る」とはどういう事なのか? その1:外部環境の”良い時期・良い場所”について。

最近、「良い時期に良い場所にいる事が重要」と言った事をツイッターで何度か呟いた所、比較的反響があった。今回はこの点について書いてみようと思う。○円滑なキャリア・人生を重ねる上で重要なのは、「良い時期に良い場所にいる事」。筆者は末席ながら中小型株など含めて延べ1000銘柄以上の企業を過去取材して企業の栄枯盛衰や経営者・起業家等の人生模様を観察する仕事をして来た。また、同業者についても経済的に成功した人...

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○「良い時期に良い場所に居る」とはどういう事なのか? その2:内部環境・個別要因としての「良い時期・良い場所」について

さて、次は「個々人の人生のタイミング、置かれた境遇等の良い時期・良い場所、つまり内部環境における”良い時期・良い場所”」について解説したい。○内部環境・個別要因の”良い時期・良い場所”先に述べた「外部環境における”良い時期・良い場所”」については、そこに属していれば確かに追い風で上手く行くだろうなあ、そう言った業界なり仕事なりを予測して先回りして発見したいなあと言った発想は比較的少なからずの人が考え...

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○「良い時期に良い場所に居る」とはどういう事なのか? その3:「棚からぼた餅」を人生にもたらすための準備。

さて、「良い時期・良い場所」の話の続きである。前回で、「内部環境における良い時期・良い場所」について、具体的には「自分自身を先ず理解出来た時期に、好きな分野・得意な分野・場所で勝負する事」の重要性について書いた。今回は、以前のエントリを踏まえた上で、良い時期・良い場所に上手く出くわして幸運を掴むために必要と思われる「準備」について書いてみようと思う。○「棚からぼた餅」を享受するにも、準備が必要。今回...

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○若手社員が「資本主義ワールド」の最下層から脱出するための幾つかのヒントなど。

久しぶりにブログを更新する事にした。最近、運用だけでなく採用等の活動も行うようになり、若手人材については考える所があったので、以下に幾つか「若手社員として優秀と評価される人材のポイント」を挙げておきたいと思う。一定の成功を勝ち得たい若手からしたら、上司・会社からの評価を勝ち得る事で、先ずは「若手・餓鬼の使い」と言う資本主義の最下層奴隷の状態から脱出し、今まで述べてきた話で言う所の『棚からぼた餅を享受...

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○アナリストJobの変遷その7:ポスト中小型株バブル・ポストリーマンショック~アベノミクス後のアナリスト・運用者

題名の件である。過去6回に渡ってアナリストJobの変遷を書いてきた。(過去6回については以下を参照)たまには金融系の話で:アナリストJobの変遷(たぶん)その1○アナリストJobの変遷 その2○アナリストJobの変遷 その3 DCFの限界について続き...

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